ライター 長井の気ままな生活

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「NHK 縮小ニッポンの衝撃労働力激減 そのとき何が」を見て

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日曜日のNHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃  労働力激減 そのとき何が」をご覧になった視聴者は鬱な気分になった人は多かったのではないでしょうか。

私はウソを言いたくないので、率直に言いますがかなり日本の未来は暗いと考えており、私個人としてもこれからどう上手く生き残れるか道を探ってきており、このブログでも人生の「後半戦」について描いています。

日本にはいろいろな問題点がありますが、最も大きな課題は人口動態です。これだけ、高齢者が増えていくなかで、政府も大きな対策を取らない以上、われわれ自身で生き残る道を探っていくというのが最近の一連の記事でした。

私は日本のことを考えるほど頭が良くありません。それよりも個人と家族がどう存続できるかに焦点を当てて、生き延びようとしています。

まず、シルバー人材センターに派遣労働の依頼が殺到し、4年で3倍以上になっているニュースですが、これは企業の論理として現役世代と同等に働いてもらい、さらに安く使えると言うことで人気が集まっているのです。

もしこれが高いお金を出せば若者も来るのでしょうけれど、そうそうお金が無い企業などはシルバー人材に頼っている現状があります。

ただし、受け入れる企業に問題が大いにあり、フルタイム勤務、現役と同じような勤務体系を求め、さらには若者がやりたがらない3Kの仕事を押しつける実態があります。

労災事故も多発しています。

この現状は、われわれ50代から下の世代にも同じように降りかかってくるのです。国がそれほどあてにならないのであれば自己防衛するしかありません。

私はサラリーマン時代にスキルを磨き、生き残れる道を模索し、個人事業主として独立しましたが、みなさんがそれぞれ身の振り方を考える時代に来ています。

私はいつか書きますが、サラリーマンですと再雇用として勤務しても身体が相当丈夫であれば、結構な年齢まで働けますが、それも65歳あたりになると衰えを隠せません。

これは、肉体労働だけではなくデスクワークも同様です。

しかし、個人事業であればさらに長く働くことが可能です。私は60歳までサラリーマンとして働き、実務と交渉能力に精通し、それから個人事業を働くことがベストだと提起したいのです。

ですので部下に丸投げするのではなく、なるべく多く実務に関わるとともに、未来において自分はどの仕事で食っていけるかを模索すべきなのです。

60歳になって、あとはその時考えるというのは遅きに失しています。いつか定年は必ずやってきます。そして定年の際、「オレには人脈がある」とあまりうぬぼれないことです。

サラリーマン時代の人脈はあくまで会社同士のつきあいです。その会社を離れると、あてにならないことはよく理解して欲しいのです。

私の今の人脈は個人事業後で培ったものが多数を占めています。

それを踏まえて独立後、なにができるかを考えて後半戦を戦うことが、「縮小ニッポン」で個人が生き残る道であります。