ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

退職と個人事業のブランクはない方がいいです

これは現役世代にも言えることですが、会社を退職した際、個人事業を立ち上げるか、転職するか分かりませんが、ブランクはない方がいいです。

自身の体験を言えば12月31日に退職し、1月1日付で税務署に開業届を、青色申告申請も同時にそれぞれ提出(提出日は4日)しました。これが個人事業としてのスタートでした。

会社を退職する際、ある人に焼き肉をご馳走するはめになったのですが、その方は、「これからどうしますか。しばらく失業保険で食べていかれては」と提案されましたが、私は、「ブランクはない方がいい」と言って、元旦スタートすることを説明しました。

なんで私が焼き肉を奢ったかというと現役時代、私は口癖に、会う人ごとに「近く焼き肉食いに行こう」と言ってきましたが、実現したことはありません。まあ挨拶みたいなものです。

しかし、ある人があの約束を果たしていただきたいと本気で言ったので焼き肉をご馳走したのです。閑話休題

ブランクがなかったことについては結果的に正しかったです。個人事業をやりつつ、失業保険を受け取ることはそもそも難しく、中には、30年間働いたのだから、しばらく海外旅行に行ってのんびりしようという方もいるかも知れませんが私は反対です。

個人事業を軌道に乗せてから、海外旅行に行くのは決して遅くはありませんが、まずは働いた方がいいです。

これは個人事業やフリーランスを軌道に乗せるといろいろなところからお声がかかります。

私はクライアントを複数持ち、仕事の内容も異なりますが、社会との接点が増えますと、それだけ顔も広くなり、広報からは直接、「こういうネタで書いて欲しい」、逆に編集部からは、こういう内容で書いて欲しいとさまざまな要望が寄せられ、次々と働き口が増えて来ます。

これは経験しないと逆に分からないかも知れません。

逆にものすごく大胆なスカウトもあります。私がある会社で執筆しているのですが、ライバル会社からスカウトを受けました。「趣旨は大変結構なのですが、恩義を受けているのでさすがに書くことは難しいです」とやんわりと辞退しました。ただ、それでは申し訳ないので、その会社のプレスリリースをもとにいくつか記事にした事例がありました。

フリーランスは孤独ですので今は直接の仕事はなくても、将来を考えればパイプを持った方がいいのです。そのパイプは今、活かせなくても将来は分からないからです。

私が何を言いたいかというと個人事業主の社会との接点は仕事を通じて築かれます。仕事をしないと社会から忘れ去られてしまうのです。

会社は会う社(やしろ)と読みますが、個人事業はそのやしろがないのです。

ということですので、私は働き続けた方が良いという派です。とはいえ、長く働くためには、細い働き方を工夫することも大事で、働き方をいろいろと選択した方がいいというのが私の結論です。