ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

人生はフルマラソンです。セカンドキャリアは大切です。

私はよくスポーツ選手や芸能人についてはいつかは現役を終えるときが来ると考えています。

テレビでは高齢者の芸能人がトークしていますが、そこまで生き残るのはほんの一握り。いつかは、「引退」という現実を突きつけられます。

イチロー選手はその現実と向き合っていて大きな分岐点に立っています。

しかし、これはサラリーマンも同じです。会社のホンネとしてはどのような美辞麗句を言っても、50代~60代のサラリーマンには給料が高すぎるので辞めてもらいたいという厳しい現実であり、中小企業であれば250万円~300万円くらいだったら、再雇用でまた働いて欲しいという極めて都合の良いロジックがあります。

ですから、今50代で役員を拝命したとしてもその後、役員として残れるかと言えば難しいでしょうということです。

そして、人生100年の時代に入りました。私が若者だった時代は55歳~60歳まで働けばいいとかなり甘く考えていました。

ところが時代を経るに従い、そんなものではすまされない、下手すると75歳、場合によっては80歳くらいまで働かなければならない時代に大きく変わっていくのを身にしみて感じました。

そうなると働き方もスパッと変え、個人事業主になり、サラリーマン時代は1日10時間働いていたのを6時間に変え、短時間労働に切替えました。

これはよく分からないのですが、1日10時間で週5日で週休2日よりもかなり働きやすいのです。

簡単に言うと短距離ランナーから、長距離ランナーに変わったという言い回しがふさわしいのかも知れません。

もし、昔のように定年60歳で働くのも60歳で終わりであれば短距離ランナーのような働き方で良かったかも知れません。

ゴールに突入したとき、ゼーゼー言いながらも、なんとか終わったとつぶやき、残りの余生も楽しんでいられたでしょう。

でも80歳まで働くなると、余裕を持った働き方に変える必要があります。ライフスタイルが大きく変わった中で、持続可能な働き方を各人がそれぞれ考える時に来ています。

その時、キーワードとなるのが自身のキャリアを活かした第二の人生で、それをセカンドキャリアで食べていくことをまあ早めに考えるのが今のトレンドだと思っています。