ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

フリーライターはシェアするのが大好きなのです

若者と一緒に仕事をする際、上から目線であってはならないというのが私の考えであることについて昨日書きました。

私はフリーランスでありつつも、自身の取材方法や人脈づくりについてシェアするのが大好きなのです。

お互いケチケチしないで、分かち合おうというスタンスです。そうするとライバルが育成するのではと言う疑問も生まれるかも知れませんが、私はそうは思っておりません。

その記者が成長することだけではなく、記者と私の人脈を共有すればお互いいい仕事ができる関係になるからです。そうなれば最高です。

助言できることがあれば遠慮無く相談に乗りたいですし、逆にこちらとしては現役記者からもたらされる情報は大変貴重です。ですから私は若者記者と話すのがとても好きなのです。

前にも書きましたが、フリーライターは孤独な存在であるため、味方をつくることはとても大事なことなのです。敵をつくると後々、問題があるため、私はなるべく味方をつくることをモットーにしています。

ですから私の持つ人脈があれば、親しい記者に紹介しますし、また逆もしかりなのです。

私はこの親しい記者とは名刺上では同じ会社に所属していますが、私はあくまでフリーの立場で応援している形です。ただし、別の局面では、別会社の名目で取材することもあり、ちょっと複雑な立場です。

その時は敵になるかと言えばそんなことはありません。

たまたま記者会見で別会社として同席するときは、お互い共同戦線も張れますし、囲み取材の時も一緒にいると双方が心強いです。

ただお互い一緒に取材すると決して双方が損をしないということであります。

私の場合はスクープを狙うということではなく丁寧・克明に書くスタンスです。自分が知っている情報についても若者記者に、「これから、こういう取材をします」ということもオープンにします。またペーパーに書かれていない話もすることもあります。そうすると若者記者も親切に何月何日にこういう発表がありますと教えてくれるようになります。

なにが言いたいかと言えば、自分がシェアをすれば相手もシェアするようになるのです。