ここからオッサンライターのターン
人生いつからターンが来るか人それぞれです。
若い時から順風な人生を歩み、そのまま事務次官になった人もいますが、失脚することもあり、ターンはそこで終了ということも最近よく報道で見ます。
しかし、定年後に突然目覚めて、第二の人生の方が輝く人もいます。
私にとってのターンはサラリーマン人生では来ることはなかったです。これは不遇の身を嘆いても仕方が無いのですが、それも人生です。
実は前職でも大量に文章を書いていましたが、自分の名前が出ることは一度もありませんでした。ですから自身としてはそれほど自己顕示欲がそれほど強いとは思っていません。
どこにでもいる冴えない中高年サラリーマンでした。
ただ、自分も個人事業主になったのですが、最初は、それほど働かず生活を維持するくらいでちょうどいいと思い、またそういうライフスタイルで一生を終えようと考えていました。
まあ、昨今流行の自宅警備員に毛の生えた仕事量かなというイメージでしたが、最近は、仕事の依頼も多く、取材量も増えてきました。1日1回くらい取材して、1日3,000字の字数をかけば満足と想定していた生活が、そうもいかず、好きな仕事の依頼が舞い込んでいます。
個人事業主やライターの醍醐味はやはり、好きな仕事を自分の裁量でできることが大きいです。
いつまでも好きな仕事で働き続けることは大変な面もありますが、日々充実します。
そこで私が最近感じていることは、オッサンになってからターンが来ることもあるのだなということです。
私は安易にサラリーマンに対して独立を薦めていません。それは人生は1人ひとりがどうするかをご自身で決定すべきことだからです。
そうはいいつつもサラリーマンがどれだけ能力を活かしているかと思うとそれも疑問です。埋もれている能力が活かされていないと想像しています。
ですので私はみなさんに対していつまでも報われないと嘆息して諦めないで欲しいのです。
「オッサンになってから本気出す」
というと中二病のような文章ですが、今の私はサラリーマン時代よりも本気で仕事しています。