ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

美味しいご飯を食べることは幸せにつながる

独身時代は朝食べる習慣もなく、ランチタイムが主食でした。夕飯はコンビニ弁当などで済ましていましたが、いまほど美味しくなく、あまり食欲もわきませんでした。

ですので当時、会社でもいろいろあり、痩せていました。

会社の悩みを打ち明ける人も無く、ストレスは溜まる一方でしたが、これもどうも身体にはよくなかったようです。

「自分でご飯つくればいいじゃん」

と言われそうですが、甘やかされて育った私にはそんなスキルも無く、飯が旨いと思ったことは成人になって以来一度もなかったです。

一番使ったのは本代で、当時、シャレにならないほど本を読んでいました。こんな私が健康体であるはずもなく、心身ともにボロボロでした。

そのため、私はいろんな人によく奢っていました。

1人で飯を食べるのは寂しいので、さりとて酒は飲めないのでファミレスで食べていました。

そんな私を気の毒がって結婚してくれたのが妻でしたが、助かったのは飯が旨いことです。

私が以前みたアニメで、『甘々と稲妻』があります。主人公が妻を亡くし、娘さんと食事楽しめないシーンは私のようでした。

そんな時、食事をつくってくれる学生と出会い、旨い飯を食べるシーンがあり、泣き出すシーンがあります。

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私も妻のつくった食事はおそらくはじめて美味しいと思ったのです。その時、泣き出しました。

食べることはこんなにも幸せだと実感しました。

ただ、美味しいので夫婦揃ってしだいに太っていきました。服も合わなくなり、妻から、「痩せろ」と言われるのですがどんどん太っていきます。

そうしますと、背広が合わなくなり、ちょっと困ったことになっています。

次々と背広が着ることが出来なくなり、今や二着しか着る服がありません。

まあもともと私は服については無頓着ですので気にしていませんが、食べることで生きる望みが生まれたことを知って欲しいのです。