ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

就活本番。しかし新卒至上主義はどうかと思いますね

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私の時代と比較して、新卒者や学生にインタビューした印象を話しますと、しっかりしている学生は多いです。

受け答えも明確ですし、学生のレベル全体が上がっています。3月1日から採用活動も解禁され、これから6月1日までにおおよその企業が内定を決めることになりますが、この3ヶ月か4ヶ月の間に自分の人生を決めることにやや気の毒だと思います。

そして企業は相も変わらず新卒至上主義。企業としては、新卒者を自分色に染めたいと言うことなのでしょう。

変に自主性を持たれても困ると言うことですかね。自分が提案する風土のある会社以外は、欲しいのは兵隊ということなのでしょう。

www.nikkei.com

ユニクロの柳井氏は「中間管理職になるな」と発言したそうですが、その趣旨はよく分かりませんが、兵隊組と幹部組を明確に分けると言うことなのでしょう。

ユニクロがブラックかは論じませんが将来、独立したいという人には向いている会社なのかも知れません。

こういってはなんですが、企業では入社時点から、将来の幹部候補は決まっています。幹部と兵隊というのは民間会社でも明確に分かれていて、幹部同士での競争、兵隊同士での競争は、別の次元で行なわれます。

それはともかく、日本もいつまで新卒至上主義を貫くのかと思います。進路も就職もいろいろあって良いと思うのですが、この3ヶ月か4ヶ月で将来を決める就活は異様に感じます。

そんな短期間で決めてくれと言われても、なかなか難しいでしょう。

私でしたら今の短期間就活で会社を決めるのはムリです。

新卒者も企業側も困惑する就活ですが、10年後は新入社員も企業もどうなっているかは分かりません。

意外なことに独立を模索する道も探っているのかも知れません。

私は繰り返しいいますが、会社というのは徹底的に利用尽くした方がいいと考えています。忠誠心をもったところで給料やボーナスが上がる時代でもなく、自分はどういう道に向いているか、会社を通じて業界研究などを行なえばいいと考えます。

忠誠心をもったところでリストラされるときはされます。狡知に長けて会社を利用尽くすというのが、これからの1つの生き方だと考えています。