新聞配達店主の自殺相次ぐこと
本日から所用がありでかけていますので、みなさんからのレスができません。どうかご容赦のほどを。明日の夜、帰ってきます。
さて父が存命中の時は、新聞は購読していました。今、私がまったく新聞を購読していないのは余裕がないからです。
「ライターが新聞を読まなくてどうするんだ。せめて日経くらいは読め」と叱られそうですが、ないものはないです。
この上記のニュースですが、非常に後味が悪いです。別に私の家だけではなく、全体的にシビアではないでしょうか。
そして、新聞が売れないという根本的な理由ですが、思想の左右問わずどこも生活が厳しいと言うことが想像できます。
そして情報に対して対価を払うことについてなかなか難しい。
「無料なら読むがお金を払ってまで一般紙を読むことはない」
というのが本心ではないでしょうか。コスパ的には、一番安い東京新聞でも3,000円くらい。朝毎読三紙だともっと高いです。
昔、どこかの印刷所で新聞配達業界の業界紙を見たことがあり、配達員や拡張員のお金の持ち逃げ事件を扱っていて、この人物に注意という回状が回っていたことを思います。
この業界について配達員の店主に聞いて見たところ、一昔には新聞ジプシーという仕事人がいて、とにかく新聞購読を獲得し、そのあがりで生活し、その地区で稼げなくなると、まったく違う地区に行き、また、購読獲得をするそういう人々がいたそうです。
ところが新聞が商材として稼げなくなると新聞ジプシーも見切りを付けたそうです。
なのでこうした拡張員はちょっと怖い人が多く、親が不在の時、子どもの頃何回か怖い思いをしました。
サラ金の取り立てのようなイメージです。
私が最後に新聞を購読した時、配達員にこう伝えました。
「父が亡くなったので新聞を読む人がいません。なので今回の契約期間終了で新聞購読は終わりです」
その配達員は結構アッサリして、「わかりました」と答えていました。
ただ、新聞が売れなくなると販売店の店主が困ることになり、確かに気の毒だと感じます。商材を変えて別の仕事をするというのも難しいでしょうし、どうしたものかと思います。
今のところ解決方法が見当たらないというのが私の考えです。