ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

ライターと編集者の共同作業で媒体を成長させる

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私はwebニュースで三つの媒体で執筆しています。

ビジネスジャーナルやエキサイトニュースはすでにブランド化していて、私が頑張らなくても、一定のネームバリューはありました。

しかし、私が本気で媒体を成長させなければならないと考えていたのは、ある建設系webニュースでした。

何しろ立ち上げて間もない媒体でしたし、元々、建設業界で働いていましたが、このwebニュース媒体を名乗っても認知度は低かったです。

実際、取材は当初大変でした。何しろ誰も知らないですし、なかなか相手にしてくれませんでした。

そこで私や編集部と折を見て相談し、ブランド化計画を密かに考え、大物の方を一部登場させることに成功し、ほかの多くのフリーライターと力を合わせ、最近、建設業界では会うごとに、「いやー読んでいますよ。面白いですね」

と言われることがかなり多くなりました。

先日も都庁の会議で取材に行った折、本庁課長と名刺交換を致しましたが、「読んでいますよ」とこれまた言われました。

その会議の内容を記事にする予定ですが、「どんな記事になりますか?」と問われましたので、「まあ週刊誌みたいな記事になります」と答えました。

ちなみに、都庁本庁課長はキャリアで結構偉い方で、その方も読んでいると言うことで、私も結構自信が付きました。

建設業界には専門紙がありますが、webニュースは当然、そことの差別化をはかっていかなければならないので同じ発表モノでもきつい部分も書きます。

専門紙の対象はあくまで業界の人間を読者層としているため、時として業界紙と呼ばれます。

業界紙といってもたとえば午後2時に会合や会見があれば、即日に追い込みますので大変です。締め切りはおおよそ4時半~5時くらいですから、その間に800字ほどの原稿を書きます。

決して楽ではありません。訓練が必要になります。

webニュースライターは、こうした会合があれば、早い時期にまとめ、場合によっては5300字ほどの記事になり、写真も豊富です。

業界紙記者と業界に特化したwebニュースライターは、似て非なるものです。優劣はありません。

基本、建設業界を代弁する立場にあるものの、綺麗な言葉でまとめるのではなく、時として、きつい直球で訴えかけます。

きつく、ホンネの部分を書かなければ一般人に届きませんし、建設業界の窮状を訴える際、綺麗にまとまった言葉では、「そんなに困っていないのだな」と誤解されるむきもあります。

業界特化のwebニュースは業界向けでもありつつ、一般向けでもあるのです。

とはいえ、インタビューに応じて頂いた方の多くは、私たちは丁寧に執筆するため、感謝されることが多いのです。

この1年間、頑張ってきた甲斐があったなあと思っています。

多くの建設業界関係者から感謝され、また建設業界のホンネを執筆するスタンスで続けていきたいと思います。