ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

街の評判の占い師に見てもらったことの思い出

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実は私は占い師の占いはあんまり信じていません。これまでも自分から熱心に占い師のところにかよった経験はありません。

ただ、妻と義母は占いが好きで、街で評判の占い師に見てもらっていました。

サラリーマン時代、一番気になっていたことはやはり出世でした。

自分はどこまで出世できるかという点は気になっていました。

そこで義母と妻が「その占い師に見てもらったら」というので行きました。

「気晴らしにはなるだろう」

そんな感じで行きました。

まあ、ボンクラな私が出世できないと言うことも分っていましたし、そもそも会社自体、以前、書いたようにプロパー組は、部長止まりであり、当時、課長でしたが、部長に行くのも怪しいものでした。

後に、私は部長になりますが、部長の上に統括が置かれ、私の立場も変わらず、傀儡部長となったため、気も病んでほどなく退職することになります。

その時、私は旧日本軍の傀儡となった汪兆銘もこんな気分だったのかなと思い出します。

その占い師に、「私はどこまで出世できますかね」と尋ねました。

占い師は、「残念ですがあなたは出世できません。しかし、ほどほど食べるには困らない人生になるでしょう」との回答でした。

みもふたもない結果でした。

実際、この占いについて、おおよそ当たっていました。

「まあそんなものだろう」

そんな感じで受け止めていました。あんまり深刻にも受け止めず、さりとてがっかりもしていませんでした。

もともと出世は出来ないことはわかっていましたし、仮に部長まで行ったところで立場や仕事内容が変わらないことも想像していましたので、さばさばとこの占いの結果を受け止めました。

今、あの占いの結果をどう総括するかと言えば、

「まあ当たったと言えば当たったし、まあ私が出世しなかったのも運命なのだろう」ということです。

しかし、もう一つの占いと言えば「食うには困らない」とのことでしたが、個人事業主になった今、サラリーマン時代と違い、節約に勤しんでいますが、これもまた贅沢しなければという前提ですが、食べられるという点ではその通りになりました。

収入が減って一番まずいのは、支出も変わらない生活をすれば破滅も訪れますが、そうはならなかったことについては、妻がしっかりと財布の紐を握り、私をコントロールしていることがとても大きいと言えます。