個人事業主のライターは社長でもある!!。その仕事は持続可能ですか?
ライターとしては飯を食べていくことが大変であることは前にも話しました。
この仕事が持続可能かどうかを常に検討する必要があります。
持続可能でなければ、その仕事は止めた方がいいです。
ライターは、社長兼営業部長兼企画課長兼事務員なので、請けた仕事とは言え、当初の仕事と違うカタチでの進め方をされ、収入も割に合わないとなれば、相手方に提案する必要があります。
たとえば、本を執筆して欲しいオーダーがあって請けるケースがあります。しかし、その相手方が遠方であり、その打ち合わせが多く、その打ち合わせにギャラが出ない場合は、仕事を続けるには厳しいと判断せざるを得ません。
私は対面での打ち合わせの効用は認めつつも、打ち合わせの度に、遠方に行くのはやはり困ります。
今であればテレビ電話やSKYPEもありますのでそれで済む話です。
ただ昭和的な会社であると、「是非、直接会って打ち合わせを」と望むこともあります。これが都内であればいいのですが、会社が遠方であると困りますので、私は、打ち合わせのギャラを提示しました。
私はただ書くだけのライターではなく、企画・提案型のライターを自負しております。そこで会社と打ち合わせする際、多くの提案をいたしますが、そのギャラが発生しないというのはいかがなものかと思っています。
日本は、企画・提案についてのギャラはあまり発生しない文化がありますが、遠方まで打ち合わせをすると丸1日潰れます。
そうであればwebニュースの原稿を執筆した方がお金にはなるのです。しかし、打ち合わせはお金になりません。
この打ち合わせについて私が編集と同席することでずいぶん楽になっていると自負しています。なので堂々と、「この打ち合わせについてはギャラをお願いしたい」と要望しております。
ライターとしてはただ書くだけではなく厳しいようですが、社長でもあり、営業部長でもあります。厳しい目を持ってその仕事が持続可能かどうかを見極めていく必要があります。