ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

ライター業を続けていくのは実は難しいです。

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昨日、私の1ヶ月の稼ぎについて公開しましたが、みなさん、「こんなものしか稼いでいないの」と驚かれたかも知れません。

「なんだ新入社員に毛が生えた金額じゃん」などさまざまな感想を持たれる方も多いでしょう。

しかもボーナスもありませんから、この金額が実収入です。

nagaisan00.hatenablog.com

お金のことを言うのは恥ずかしいことでもありますが、後進でライターを目指したいという方に向けて赤裸々な金額をみなさんにオープンしました。

実はライター業界でもいくら稼いでいるかいいにくく、時には内緒話のように語られることもあります。

「いや実はね。このくらいです」

そしてこの私の稼ぎに伸びしろがありますかという質問に対しては「あります」と答えます。

しかし、そんなにガツガツ稼ぐ力はありません。

私のライター業界において安いか高いかという点はともかくとして、生活はできますので続けられることは可能です。

可能と書いたのはあくまで現時点のことで執筆しているwebニュースがたとえば、閉鎖になれば、私も厳しくなり、営業に回らざるを得ません。

ですからなかなか大変です。

この点は妻が稼いでいる2馬力で生計を立てていることとローンを含めた借金がないことが大きいということは前に書きました。

ライター業界は参入も多いですが、撤退される方も同様に多いです。正確なデータはありませんが、食べていけないことから人知れずライターを辞められます。

ライターを辞めて人それぞれ行く道を決めるのでしょうけれど、サラリーマンに戻るか、バイトで暮らす方も少なくありません。

これはライターの厳しい現実です。

さらにサラリーマンに戻ると前職よりも給料はダウンします。

あるいは、親が資産を持っていて、子が働かなくても生きて行かれる環境がある方のなかには、ライターの仕事をされている方もおります。

文学界でも、有島武郎志賀直哉も資産家であり、芥川龍之介でも家は父が建てたものですが、その芥川にしても金銭面では苦労もありました。

そのため、私は、「フリーライターでこれだけ稼げる」などのセミナーや本については、本音を言いますと、「困ったものだな」との感想を持っています。

ですから、本やセミナーでは明るい部分だけではなく、負の部分も語るべきだと考えています。