ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

12月6日は姉の日 姉へ伝えたい言葉

kihaseason2015.hatenablog.com

私が読んでいます「風に吹かれて旅するブログ」によりますと、本日は姉の日で、民俗学者柳田国男が提唱したとのことです。

そんな私にも姉がいて、私は姉の人生はうらやましく思っています。

とにかく自由闊達で、組織人には向いていません。しかし、ありあまる才能があり、とにかく語学面やピアノの才能に優れ、一時は音楽大学に行こうと夢を持っていた人です。

親は私にも期待を寄せて姉がピアノの才能があるから弟にもあるのではと思いましたが、弟の私はまるでダメ。それどころかすべての才能で姉に勝てる部分はなく、親から見て、賢姉愚弟で、私にはあまり期待しませんでした。

姉はそんな愚弟には厳しくピアノを指導しましたが、当時、幼かったせいもあり、泣き出しました。

そんな姉と弟を比べて世間様や親戚は、

「姉は優秀なのに、弟はポンコツだ」との評価でした。

ただ弟からするとそう評価されますと面白くなく、姉弟喧嘩も増えてきます。

一時はまったく口をきかない日々が結構長く続きました。

姉との和解は妻との結婚が契機で妻が姉と私との橋渡しをしてくれたことです。

今なら私は素直に姉に対して言えることは、

「あの時、いじわるしてごめんね」と素直に謝ることです。

そして今は私は、YouTubeなどでピアノ音楽を聴いていますが、もし時間を巻き戻せるならば、素直に

「ピアノをまじめに取組めば良かったな」と姉に伝えることです。

私がライターになって、さまざまな方にインタビューしている姿を見て姉は影ながら応援してくれます。

そういう姉には感謝しています。

柳田国男は、女性の霊的な力を「妹の力」と表現しましたが、姉の応援も「妹の力」と言えるのかも知れません。

姉とは年1回は会食して近況報告します。姉はある時、「わたしは姉らしいことが今までできなかったから、このくらいはさせて欲しい」と言って奢ってくれました。

私は嬉しかったです。姉と私との関係を一言では言えませんが、今なら素直に「ありがとう」と言えます。