ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

会社というレールを降りて、ほぼ1年がたちました

わたしが会社を退職したのが昨年の12月でしたから、ほぼ1年がたちました。

実はあまり書かなかったのですが、去年の今ごろは相当心身が病んでいて、仕事どころではありませんでした。

心身を病んだ理由ははっきりしており、いつか書くことはありますが、今は書きません。やはり、事実関係もまだ生々しいからです。

最後の役職は中小企業とは言え部長職ですから、辞めるのはもったいないという話も社長からあり、さらには、会社を辞めたら誰も相手にしないぞという言葉もいただきました。

そうはいってもこれ以上、会社を続けていましたら思い悩んでどうかなっていました。去年の今ごろは会社には一切出社せず、後任の方が決まったら、引き継ぎだけはしますのでよろしくお願いしますと伝えました。

ただし、社長とのつきあいも長かったので、最後は、お世話になった謝辞を伝えるのが精一杯でした。幸い後任の方もいらしたので引き継ぎを行ない、以後の出社は一切しませんでした。

一度、専務から「たまには顔を出すべき」との話がありましたが、丁重に断り、会社というレールを完全に降りました。

一応儀礼的に退職届を提出しましたが、15年間勤務、前職も含めれば社長とのつきあいは相当長いものでしたが、別れるときはあっさりしたものです。

当然のことですがその後、会社の方とのつきあいは一切ありません。一度だけ取引先の方と会い、今の仕事を簡単に話しただけです。

今は、ライターの仕事に専念していますが、心身を病みましたから三ヶ月間は簡単な仕事をしました。

ポスティングというバイトもしましたが、このおかげでずいぶん心身が回復しました。回復後、本格的にライターの仕事も捗るようになりましたが、やはりワイフの支えというのが私にとって大きかったです。

こんなことを言うのはなんですが、人生は命あってのモノダネと思います。いくら役職があっても命には代えられません。

それに心身を病み続けるとライターの仕事ができたかどうかも怪しいものです。

レールから降りれば、「人生負け組」という評価もありましょうが、私はそうは思っていません。

まあ贅沢しなければ生活もできますし、時々、平日温泉旅行にも行け、好きなライターの仕事や趣味も満喫できるため、悪くない人生だと思っています。

「勝ち組」か負け組」という価値観にとらわれず、生きていれば必ずいいことがあると思っています。