図書館の人間観察シリーズ 馬に夢中な人
ほぼ毎日、図書館に行きますと、常連めいた方の見分けもつくようになりました。
いい身分だと言われそうですが、新聞や雑誌などは自腹で購入しませんのでネタ探しの一環でこれも仕事なのです。
私はオジサンだと思っており、オジイサンと言われるとやや抵抗があります。図書館での常連はやはり男性が多く、当然のことながら平日に図書館にいる方は、お爺さんが多いです。
今日はその常連のみなさまをご紹介します。
タイプはいろいろあるのですが、スポーツ新聞の競馬欄を熟読されている方とは時間帯がかぶるせいなのか私とよく出くわします。
実は私は賭け事は一切しないので、この競馬欄を見てもなんのことだかさっぱり分らないのですが、いろいろとメモされています。
メモの内容も分りません。
ただメモをされている姿が真剣なので、思わず心の中で「その馬が来るといいですね」と応援する気持ちがあります。
基本的に、私は図書館は雑誌と新聞を読むところと決めているので、お互いに干渉したりしません。
読み終わったら自宅に帰り、持ち帰ったネタを企画案として提出するという作業を行なっています。
帰るといつも思うのですが、そんなに競馬って面白いのかなと考えます。
この方、恐らく現役を退いたのと思われる年齢なので、もう人生を好きにしてもいいのでしょう。
わたしは会社を辞めてもまだまだ働きます。