アイディアで勝負

フリーライターは編集から仕事の依頼を待つだけではなく、自分からアイディアを提示することは大切だと思います。

そのため、日々経済紙・一般紙も読んでいますが、新聞からヒントを得ることは多いです。あるいは親族や友人などのつてで、「お願いだから取材して」と頼まれることも多いです。

オリジナル記事がかけるのはやはり企画力で、企画を次から次へと編集者に提示していくことがフリーライターとして生き残る道です。

そのためにはいろんなところにアンテナを張っていくことも大切です。場合によっては、ワイフから、「今流行っているのはコレコレ」と教えられることも多く、それをもとに企画案を考えることもあります。

まあ企画案を探す道はいろいろあります。

ただし、企画力がないのにフリーライターを行なうのはやや乱暴すぎます。どうすれば企画力が身につくのかという質問に対しては、一定年数会社勤務した方がいいと考えます。

私の場合は約30年間、サラリーマンしました。

良くも悪くも私は前職の会社で鍛えられましたし、そもそも企画をしなければ存在意義のない部門でもありましたのでアイディアを考えなければならない日々でした。

私はもう会社勤務は十分ですが、会社勤務をして良かったとも思っています。社会性が身につきますし、企画力を醸成されたことで今の私があります。

さらには、前職ですと絶対書けなかった記事にチャレンジできることは嬉しいですね。前職には一定のタブーがあったのですが、それを次々と打ち崩す記事を執筆できることはなかなかの快感です。

原稿代よりも業界のタブーを破れる記事を執筆できた方が自分にとっていい気持ちになります。

タブーを破ったからと言って何か怒られるとかそういうこともありません。人間もっと本音の部分で生きています。あの会社の年収はいくらだろうか。あの会社が倒産したのはどうしてなのだろうか。

本音の部分で知りたいことに応えるのがwebニュースライターだと考えます。