政治の季節
政治の季節は経済モノが読まれないので望ましくない。どうしても関心は政治に移るのでこういう場合は、政治の記事がうける。
私は政治に関してはリベラルだが、どこの政党を支持しているかは、ワイフ以外に明かしていない。
ワイフから「今回はどこに入れるの」と聞かれた際、こたえるくらいだ。
ただこの政党をなんでも支持するという固定的な思考があるわけではない。投票に行くときは私はその時の情勢で決める典型的な無党派だが、一応投票には行く。
ライターをしていれば、自民党から共産党に至るまで、どの政党の人とも笑顔で話すのが大人の対応だと思う。
団体での懇親会では、どの政党の人が来るか分らないし、そこで政党に対して議論してもはじまらない。
そして、政党機関紙で十分ネタにたえられる媒体とすれば、「赤旗」と「公明新聞」だと思う。なので図書館では一般紙・経済紙以外ではこの両紙もチェックしている。
これはその政党の好き嫌いではなく、媒体としてしっかりしているからだ。
どのあたりを評価しているかと言えば自分のところの党首をべた褒めしているわけでもなく、今の社会問題がどこにあり、それを大学教授やレベルの高い識者に語らせているからだ。
もちろん、政治的には革新系や中道系というスタンスはあるにせよ、それを除けば十分なニュースソースたり得るというのが私の考えだ。
だからといって必ずしも共産党や公明党を支持しているとは言わないのだが、媒体としてはよくできているのだ。
そして私の政治関連の記事はかなり荒れる。
経済記事はまったりした内容であり、荒れもしないがのびもしない。
反応がないため、楽といえば楽だが、政治記事は2chにスレッドがたち、ほとんど批判にさらされる。
政治記事は、移民問題、労働問題、北朝鮮問題、在日コリアン社会などさまざま執筆してきた。
そもそもライターをはじめる時は、政治の記事を書こうとは思わなかったが、なぜこうなったかは、関心があっちこっちへ目移りする私の性格のせいなのだろう。
私は最初は専門性をもって記事を書くはずだったのだが、どうも好奇心が強くなりすぎたようだ。
サラリーマン時代に押さえつけられた好奇心がフリーになって一気にはき出したところだ。