webニュースの編集さんは大変
昨日、私は核開発やミサイル発射に抗議するための韓国民団のデモを取材した。
前にも話したがこうした発表記事は、当日入稿する。
これが、結構大変なのだ。何しろ一般紙との差別化をはかるために、多くのコメントを取るし、相手が忙しくても、偉い人の独自コメントを取るためにほんの一言お願いしますと言って必死に取材する。
タバコ部屋で吸うときでも、デモ参加者とタバコを吸いながら名刺交換してコメントを取る。自分で言うのも何だが、本当によくやっていると思うよ。
デモの写真もいいところで取らなければならないことから、デモ先頭にいなければならないし、デモの速度が速いと、こっちも早足で歩かなければならない。
内幸町から東京駅まで早足で歩くのは若い人であればいいが、私みたいなおっさんには正直こたえる。
私の場合は基本取材して記事を書くタイプだが、中には取材しないで記事を書くライターもいるが、これはやっぱりダメだと思う。
そして一般紙だがすでに掲載されているが、やっぱり淡々と記事を執筆している。このくらいの分量でデスクからOKがでるのであれば楽でいいなあと思う。
webニュースライターの執筆する記事はせめてこの3倍くらいは求められる。
とりあえずデモが終わって東京駅でラーメン食べて自宅に帰ったが、歩き疲れて仮眠した。起きたのは夜10時。ここで夜飯食べて、それから原稿執筆だ。
一応、夜中の3時に原稿が完了して編集に原稿と写真を送ってまた寝た。
一般紙は報道の迅速性という観点から言えば圧倒的に強い。一方、webニュースは克明性で勝負するしかない。どちらかといえば雑誌に近いかも知れない。
50をとっくに過ぎて、webニュースライターをやるのは自分で言うのはなんだが、なかなかなのものだと思う。筆力は30代の若さがあると自負している。
そして朝の9:30に起きたのだが、編集からお礼の返事が来た。
「日曜日まで仕事しているのか」と驚いたのだが、webニュースの編集は大変だ。
特にこのような発表記事は生もので鮮度が高いため、時期を遅らせると記事が腐る。
ライターだけではなく編集も大変だ。
そしてこれからおっさんライターは締め切りのある企業系ライティングが待っている。これは本当に急がなくてはいけない。