ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

定年後やフリーランサーになったら冠婚葬祭は避けた方がいいね

お世話になった人の冠婚葬祭はなるべく出席するというのが世の常だけれど、定年後やフリーランサーになると収入は減るし、積極的に参加するというのは、結構支出が多く、ちょっと考えた方がいいというのが私の考えだ。

フリーランサーで大儲けしているというのであれば話は別だが、そうではない私のような零細個人事業主や定年後で収入ががっくり減った人は身の丈のあった生活をしないといけない。

サラリーマン現役時代の私は、葬式や結婚式だと3万円ほどつつむがやはりその出費は痛い。相当お世話になった人、あるいはこれから仕事でつながりのある人であれば別だがそうでなければやめた方がいい。

これはもうシビアに考えるしかない。冠婚葬祭は一種の義理だが、その義理をどこまで果たすかと言えば、自分で考えれば良いのだが、範囲を広くしていけばお金が持たない。

ただ、フリーランサーの場合、冠婚葬祭に呼ばれるのは高齢者によりも少ないのが実情。

だから気楽と言えば気楽。

呼ばれなければ寂しいと思うよりも「ラッキー」と考えた方がいい。

ただ、定年後で再雇用された場合の社員は呼ばれることが多いが、これも限定した方がいい。何しろ手持ちの現金はがくんと減るわけだし、どうしてもその人の冥福を祈りたければ黙って心の中で手を合わせて祈れば良い。

「世話になった」という気持ちも分るがその度合いによって出欠を決めれば良い。

ちなみに、私の場合は、早く亡くなった母の葬式はそれなりにやったが、父の葬式は家族葬。会社の人にもお花も香典もいりません、家族だけでやるので出席しなくてイイですと伝え、ごくごく少数の葬式で行なった。

今思えば母の葬式は失敗だった。

父の葬式でも70万円はかかったので冠婚葬祭はお金がかかるのは事実だ。

「まだまだワシは頑張れる」と思う人に対するアドバイスは死ぬ前の終活は大事。

身辺整理もしっかり行ない、人間関係も年を取るごとにリストラしていくようにしていく方がいい。

同じくフリーランサーは私のように生活できるお金はあっても義理を行なうお金は少ないというのが実情だと思う。

そこで私は冷たいようだが冠婚葬祭関係のリストラをオススメしたい。

たとえば仕事関係の飲み会は出た方がいいと考える一方、全くの遊びで仕事と無関係な飲み会だと欠席した方がいい。

以前にも書いたが異業種交流会の飲み会は仕事とはほとんど直結しないのだからでる義理もない。

フリーランサーは孤独であるし、家族の協力がなくてはとてもやっていけない。原稿執筆しているときも妻がたった1人の話し相手ということもある。

これが会社であれば雑談相手もいるが、家で原稿書きの時はまったくひとりぼっち。

だから冠婚葬祭よりも家族とコミュニケーションを高め、場合によって旅行に行ってリフレッシュした方がいい。

すべての冠婚葬祭に出席しないというのも厳しいが、冷たいようだが、なるべく欠席するというのもこれからの生き方だと思う。