ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

ライターは断る勇気を持とう2  相場ってあると思うよ

ライターの本質は書くことが好きってというのがあるんだけれど、普段つきあいのない編集プロダクションから仕事の話が来た。

珍しいなと話を聞いていると、激安単価で、正直子どもの小遣いのような値段であった。電話取材ありで、その価格では引き受けられない、ヤバイ案件だと思い、丁重に、「今回はパスさせていただきます」と返事をした。

実は価格の安い案件は地雷案件が多く、安い割に要求される精度が高いことが多い。この編集プロダクションから私に仕事の依頼が来たと言うことは、誰も引き受け手がなかったのだろうなと想像した。

美味しい仕事なら、普段つきあいのあるライターに話をもっていくことで即断即決になる。ただこれだけ予算のない仕事であれば、みんなから断られまくったのだろうと思った。

ただ、編集者にお願いしたいのは仕事の内容もさることながら、お金と字数と作業内容を最初に提示してくれると助かる。もし、割に合わない仕事であれば速攻で断ることができるからだ。

この仕事であれば正直、クラウドワークスかランサーズで提示すれば誰かが引き受けてくれるのかなと思う。クラウドソーシングでの仕事も激安化しており、引き受けるライターも出で来るだろう。

こういう仕事はどんどん断るべきだと思う。こんな仕事まで引き受けていればライターの価格破壊にもつながるし、記名入りでもないので次にもつながらずなんの実績にもならない。

単なる使い捨てライターとして思われないためにもこういう仕事はどんどん断る勇気を持つべきだ。これはそもそも、この予算しか獲得できなかった編集プロダクションが悪い。

ライターも自分の相場感を持ち、このラインより下であれば断るべきであり、仕事の選別をすることが大切だと思う。