ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

韓国民団中央本部副団長の林三鎬(イム・サムホ)氏にインタビュー

biz-journal.jp

今回、韓国民団中央本部副団長の林三鎬(イム・サムホ)氏にインタビューし、その内容の上編がビジネスジャーナルに掲載された。後編は、後日、掲載される予定だ。

 

長く日韓の懸け橋を行なっている民団について話を聞こうと思ったのは、やはり日韓問題は重要であり、今後とも交際していく中でどのように両国がうまくつきあっていくかそのヒントを得ようと思ったためである。

世の中に日韓は付き合わなければいいという人もいるがそれも現実的ではない。北朝鮮の問題もあるし、経済的な連携も強まっており、さらには観光での往来も盛んになっている。

どうせ付き合うのであれば、うまく付き合った方がいい。そう私は考えている。もちろん、日中韓FTAも行ない、なるべくであれば、貿易も盛んにしていかなければならないと考えている。

そんな中、文在寅氏が大統領に就任されたのをキッカケに、民団にインタビューを申し込んだのだが、実は難しいのではないかなとも思ったが、広報担当者の方は誠実な方でどのようなマスコミであろうともインタビューは断らない姿勢であった。

しかし、対応してくれる人が副団長というクラスでさらに驚いた。

事前に質問状を投げかけているのだがどれも答えるのが難しい質問であった。

林副団長も初対面の時、にこやかに笑いつつ、

「難しい質問ですなあ」と話した。

私はそこをなんとか、という話からインタビューが始まったのだが、林副団長はどの質問に誠実に答えて、この人は懐が広い人だなあという印象が強かった。

私は行政や政治家にもインタビューしたことがあるが、この質問はオフレコでお願いしたいと言われることも多々あった。オフレコの記事は基本書かないが、オフレコなしというのも驚いた。

後半は慰安婦の問題や少女像の問題にも触れるが、その回答も意外なものであった。

日韓問題で難しい局面は今後も続くだろう。そういう中、民団とのパイプができ、話が聞ける環境になったのは私のライター生活で大きな財産である。ライターにとって大切なのは、ライティング能力が第一ではなく、パイプ作りであると考え、この民団でのインタビューは私にとって大きな財産の1つになったと思う。